• 感震ブレーカーのデメリットとは?導入前に知るべき注意点

    2026年2月24日

    地震時の電気火災対策として注目されている感震ブレーカー。

    通電火災を防ぐ有効な手段とされていますが、
    導入前に知っておくべき注意点もあります。

    ここでは、感震ブレーカーのデメリットについて整理します。

    感震ブレーカーとは

    感震ブレーカーとは、
    震度5強程度以上の揺れを感知すると
    自動で主幹ブレーカーを落とす装置です。

    目的は、
    停電復旧時に発生する通電火災を防ぐことです。

    デメリット① 誤作動の可能性

    大型車両の通行や強い振動などで、
    まれに誤作動するケースがあります。

    突然停電するため、
    事前の理解が必要です。

    デメリット② 復旧は手動

    一度遮断されると、
    復旧は基本的に手動で行います。

    安全確認をせずに通電すると、
    かえって危険な場合もあります。

    デメリット③ 分電盤の劣化は解決しない

    感震ブレーカーは
    「止める装置」です。

    しかし、

    ・分電盤の経年劣化
    ・内部部品の損傷
    ・容量不足

    といった問題までは解決できません。

    分電盤の交換目安は約13年とされていますが、
    20年以上使用されている住宅も少なくありません。

    デメリット④ 家全体の設備更新にはならない

    感震ブレーカーは後付け可能な装置です。

    そのため、
    電気設備全体の見直しにはなりません。

    IH・エアコン・EV充電など、
    近年増加する電気使用量に対応するには
    分電盤そのものの更新が必要な場合もあります。

    ではどう考えるべきか

    感震ブレーカーは、
    通電火災対策として有効です。

    しかし、

    ・分電盤が古い
    ・今後長く住み続ける予定
    ・電気設備をまとめて見直したい

    という場合には、

    感震機能付き耐震分電盤という選択肢もあります。

    これは、

    「自動遮断」+「耐震設計」+「設備更新」

    を同時に行う設備です。

    まとめ

    感震ブレーカーには、

    ・誤作動の可能性
    ・手動復旧
    ・設備更新にはならない

    といった注意点があります。

    対策は一つではありません。

    自宅の状況に応じて、
    適切な選択をすることが重要です。